令和2(2020)年 日野市郷土資料館特別展 「みんなのひの宝モノ語り展」

日野市郷土資料館は、今年で開館15周年を迎えます。これまで民俗資料(かつて生活に使われていたモノ)のほか、さまざまな材料で作られたモノを集めてきました。

これら一つ一つの資料には「モノ語り」があり、古老の生きざまが刻まられ、地域や時代を移すだけでなく、いまをいきる日野人ーヒノビトーへのメッセージが込められています。

今回の特別展では、市内2か所の施設で明治期から現在までの有形無形の宝モノ(資料)をご紹介し、「みんなの」をキーワードに、子供から大人まで多くの方々に楽しんでいただけるような展示にしました。

第一会場

会期:令和2(2020)年9月12日(土)~11月29日(日) 9時30分~17時(入館は16時30分まで)

会場:新選組のふるさと歴史館

休館日:9月・10月・11月の毎週月曜日(祝日の場合は翌日・9月23(水))

観覧料:大人200円・小・中学生50円

展示構成

~展示構成(第一会場)~

第一章「みんなで願う」   かつての人生儀礼や代参講を中心に、ひとの幸せを願う文化に注目します。

第二章「みんなで育てる」  田畑、養蚕、牛馬や鶏を育てるどうぐや日記から、農家の一年を紹介します。

第三章「みんなと暮らす」  生活用具や家計簿などを中心に、かつての買い物や商店の様子、関東大震災の被災時の助け合いの記録に触れます。

第四章「みんなと生きる」  サイノカミ・どんど焼き行事を中心に、地域に生きる人ととその役割に光を当てます。