10年越しの懸案であった、阿弥陀如来坐像の公開がついに実現しました。現在日野市立新選組のふるさと歴史館で行なわれている 特別展 今、よみがえる真慈悲寺 ~幻の大寺院を追い求めて~で公開されています。鎌倉時代 建長二年(1250年)作の阿弥陀如来坐像は、背中に銘文が刻まれており、日野市百草にあった中世の大寺院 真慈悲寺の存在を証明する重要な証拠の1つです。

 年1回百草八幡神社の祭礼で公開されていますが、背銘を見ることができません。全方位から仏像を鑑賞する唯一の機会です。

ぜひ来館して実物をご覧下さい。