日野市郷土資料館講座 たきび祭前夜祭イベント
たきびの詩人巽(たつみ)聖歌(せいか)・お話と朗読・歌のつどい
☆巽聖歌を児童文学の世界に導いた童話作家安倍季雄☆
たきび祭は、今年で14回目を迎えます。
今年の前夜祭では、童話作家で編集者でもあった安倍季雄(1880-1962)を取り上げます。『赤い鳥』で北原白秋に認められるよりも前、巽聖歌の文学の才能を最初に見出してくれたのは、時事新報社で『少年』『少女』の編集長をしていた安倍季雄でした。
巽聖歌が大正12年(1923)に『少年』に投稿した童話「山羊と善兵衛の死」を高く評価し、東京で文学活動をすることを勧めてくれたのでした。聖歌がまだ18歳の時の事です。安倍は物心両面で聖歌の成長を支えてくれた、まるで母のような存在でした。
おなじみの朗読の会「うづき」の皆さんに、新たに発見された幻の処女作「山羊と善兵衛の死」や、いくつかの作品を朗読していただきます。
歌は、地元で活躍しているユニット「ハピネス39(サンキュー)」が、今年も登場します!「たきび」など、聖歌の童謡をみんなで歌いましょう!
日時:令和元年12月6日(金)午後3時~5時30分
場所:旭が丘地区センター(旭が丘中央公園内)
(JR豊田駅北口より平山工業団地循環バス、旭が丘中央公園下車徒歩3分)
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*お話「巽聖歌と安倍季雄」(郷土資料館職員)
*朗読 朗読の会「うづき」
*歌 ハピネス39
定員50名 無料
(申し込み不要・直接会場へお越しください)
*午後5時より、たきび詩碑前でキャンドルサービスを行ないます。
*問合せは 日野市郷土資料館(℡042-592-0981)へ